ブリティッシュ・トラッド&フォーク
(British Traditional Folk Music)

Last Update : 2001.12.27

70年代初頭にブームになったブリティッシュ・フォーク・トラッド。その中でも、3大Female Folk Albumとして親しまれた3つのグループの作品をご紹介します。


Tudor Lodge


Virtigo(SRMC0028)
Tudor Lodge / Tudor Lodge (1971)
Ann Steuart(Vo.)、Lyndon Green(g,vo)、John Stannard(g,vo)の3人組。いきなり中世風雰囲気漂うオープニング。アコースティック・ギター、ピアノ、そして雰囲気を盛り上げるさりげないストリングス。。個人的にはこのアルバムは、特にフルートの音色が好きですね。女性ボーカル(Ann)中心の曲と男性ボーカル中心の曲がありますが、どちらも高音部が伸びきったクリアなボーカルで好感がもてます。ハモリナンバーも絶品。
1.It All Comes Back To Me 2.Would You Believe? 3.Recollection 4.Two Steps Back 5.Help Me Find Myself 6.Nobody's Listening 7.Willow Tree 8.Forest 9.I See A Man 10.The Lady's Changing Home 11.Madeline 12.Kew Gardens

Mellow Candle


DERAM(UICY-9033)
Swadding Songs / Mellow Candle (1972)
2人の女性ボーカルをフューチャーした5人組グループ。アコースティックな響きの中に、エレキ・ギターが隠し味のように目立たずさりげなく入っているのが面白い。ヴォーカルはどことなく”ケルト”の響きを感じます。ルネサンスのアニー・ハスラムに匹敵するくらいの美声かなと思います。
1.Heaven Heath 2.Sheep Season 3.Silver Song 4.The Poet And The Witch 5.Messenger Bird 6.Dan The Wiing 7.Reverends Sisters 8.Break Your Token 9.Buy Or Beware 10.Vile Excesses 11.Lonely Man 12.Boulders On My Grave

Spirogyra


REPERTOIRE(RR4137-WZ)
Bells,Boots And Shambles / Spirogyra (1973)
Barbara Gaskin(Vo.)、Martin Cokerham(Vo.,G)の2人組。生ギター、チェロ、フルート、トランペット、ピアノとアコースティックな響きにどこか寂しげな女性ボーカルの曲が心に残ります。決して美声ではないのですけれども、素朴な響きがなぜか懐かしいのです。昔(70年代後半)、週末の深夜のFMで聴いたスペース・フュージョンの雰囲気が甦ります。。 男性ボーカルの曲もありますが、ちょっとひょうきんな響きの曲もあり、それがまたアクセントになっています。
1.The Furthest Point 2.Old Boot Wine 3.Parallel Lines Never Seperate 4.Spiggly 5.An Everyday Consumption Song 6.The Sergant Says 7.In The Western World: a.In The Western World b.Jungle Lorec.Coming Back c.Western World Reprise

(2001.12.27)

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