LastUpdate:2004.1.18
お気に入りトリビュート
キャメルのトリビュート
(1996年作品) |
イタリアのレコード会社メロウレコードの企画によるキャメルのトリビュート作品集。メジャーなアーティストは皆無でCDショップの店頭では買おうか戸惑いましたが、内容はなかなか面白いです。 よく聴くと、完全コピー的にそっくりな演奏は少ないです。トリビュートにその向きを望む方にはオススメしませんねー。”オリジナルの雰囲気を壊している演奏”は裏を返せば各ミュージシャンの主張がそれぞれ表れた作品かも知れません。 CD1の7曲目Song Within A Song/Algebraの後半ではシンセのパートにいきなりアコーディオンが出てくるところとか。。Camelファンにとっては、”ここはあの音じゃなきゃ〜”と最初は感じますけど、慣れるとそれがまた新鮮だったりする。個人的には、CD2のIce / Notturno Concertanteがお気に入りです。オリジナルの良さをある程度表現していて、ピアノの美しさを強調した作品ですね。 |
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HARBOUR OF JOY / A TRIBUTE TO CAMEL 曲リスト 左:曲名/右:ミュージシャン名(国名)です。
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(2004.1.18)
ピンク・フロイドのトリビュート
(2002年作品) |
先日(2002.11中旬)、プログレコーナーに見慣れないジャケットを発見。ジャケットを良く見るとピラミッドと飛ぶ豚が.. フロイド関連と直感し、ジャケ裏を見たらトリビュートじゃないですか!迷わず購入しました。 顔ぶれを見れば、食指が動かずにはいられません!! プロデュースは、ボブ・キューリック、ビリー・シャーウッド(元イエス)。ボブは、調べるといろいろなトリビュートアルバムに名を連ねていますね。。 参加ミュージシャンは: イエス関連の面々(クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、ビリー・シャーウッド、トニー・ケイ)、TOTO関連の面々(スティーブ・ルカサー、ボビー・キンボール、スティーブ・ポーカロ、マイク・ポーカロ)、スティックスのトミー・ショウやディープ・パープルのグレン・ヒューズ、ドゥービー・ブラザースのジェフ・バクスター エドガー・ウインターやロニー・モントローズ、 Mr.Bigのリッチー・コッツエンなどなど。。 個人的には、イエスな味付けのComfortably Numb、スティーブ・ルカサーのギターが映えるShine On 、ボビー・キンボールのヴォーカルのHave A Cigarがすごくハマッていて良かったです。 |
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PIGS AND PYRAMIDS / An All Star Lineup Performing The Songs Of Pink Floyd
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(2002.11.24)
プログレ熱 再燃のキッカケとなった3作品(Magna Carta レーベルの3作品)
90年代後半。私が洋楽から離れていた時期にCDショップの店頭で見かけたプログレ・トリビュートCD。
昔の思いを再燃させた”恩人”のCDたちです。最近知ったのですが、90年代はアメリカン・プログレが一つ
のムーブメントを形成していたとか。これらのCDがキッカケでCairo、Magellan、Shadow Galleyなどの素晴ら
しいバンドを知りました。
(1995年作品) |
Tales From Yesterday (Yes Tribute) / Various Artists 1.Roundabout / Robert Berry 2.Shiberian Khatru / Stanley Snail 3.Mood For A Day / Steve Morse 4.Don't Kill A Whale / Magellan 5.Turn Of The Century / Steve Howe&Annie Haslam 6.Release,Release / Shadow Gallery 7.Wonderous Stories / World Trade 8.South Side Of The Sky / Cairo 9.Soon / Patrick Moraz 10.Changes / Enchant 11.Astral Traveler / Peter Banks 12.The Clap / Steve Morse 13.Starship Trooper / Jeronimo Road |
イエスのトリビュート集です。 どこかで聞いたことあるタイトル。そう、私のサイトのサイト名はこの作品から採りました。 80年代は3(スリー)のメンバーだったロバート・ベリーの”切れの良過ぎる”ラウンドアバウト"で幕開け。続く原曲そっくりの”シベリアン・カートル” (中盤のフリー演奏がなければ、本物と間違うほどそっくり)!!前半のハイライトは、”本物”のスティーヴ・ハウとルネサンスのアニー・ハズラムによる”世紀の曲がり角”。スティーヴのアコースティック・ギターとアニーの美声が調和した最高の作品です。 後半は8曲目のカイロによる”南の空”がイチオシですね。つくづく隠れた名曲だなと感じます。9曲目・11曲目の”本物”メンバー演奏(インスト)もあります。 イエスの幅広い時代の作品をカバーしたこの一枚。必聴です! |
(1995年作品) |
Suppers Ready (Genesis Tribute) / Various Artists 1.Watcher Of The Skies / Robert Berry And Hush 2.Firth Of The Fifth / Over The Gerden Wall 3.Undertow / David Hetschel With Jay Tausing 4.Rippless / Annie Haslam 5.Back In N.Y.C. / Kevin Gilbert 6.For Absent Friends / Richard Sinclair 7.Mama / Magellan 8.Man Of Our Times / Enchant 9.Many Too Many / Pete Bardens "Mirage" 10.Entangled / Shadow Gallery 11.Squonk / Cairo 12.I Know What I Like / Crack The Sky 13.Carpet Crawlers / John Goodsall With Michael Zentner 14.Keep It Dark / World Trade |
ジェネシスのトリビュート集です。 上記イエスのトリビュートと同じく切れの良いロバート・ベリーの演奏で幕開け。こちらのほうが原曲に忠実で、良さを引き出しています。続く”ファース・オブ・フィフス”もそっくりカバーですね(どちらかというとライブのフィル版に近いボーカル)。4曲目のルネサンス色の強いアニー・ハズラムの”さざなみ”や元キャラバン、キャメルのリチャード・シンクレアによる6曲目など、ツボにはまったキャスティングです。 私が一番気に入ったのは、後半の10曲目と11曲目(”からまり”と”スコンク”)の曲順が、”本物”の作品と曲順が同じ!なところです。”本物”の緊張感そのままって感じです。 この作品は全般を通して、配役の的確さが目立つ作品です。 |
(1995年作品) |
The Moon Revisited -Pink Floyd Tribute- / Various Artists 1.(a)Speak To Me (b) Breathe / Cairo 2.On The Run / Bob LaVaque 3.Time / Shadow Gallery 4.The Great Gig In The Sky / The Dark Side Of The Moon 5.Money / Magellan 6.Us And Them / Enchant 7.Any Colour You Like / World Trade 8.Brain Damage / Robert Berry 9.Eclipse / Billy Sherwood,Bret Douglas, Mike Baker,Trent Gardner, Rob LaVaque & Jon-Michael Engard Ted Leonard,Robert Berry |
ピンク・フロイドの「狂気」のトリビュート。 この作品は多くのミュージシャンによる寄せ集め演奏ではなく、原曲さながらの曲の切れ間がない編集で”凝った”作品に仕上がってます。どの曲も原曲に忠実な演奏です。でも、聴き方によっては、あまりにも忠実過ぎて面白みに欠ける作品かもしれません。ただこれだけ多くのミュージシャンが参加して、名作「狂気」の完全再現を成し遂げたことは1つの偉業かもしれません。 トリビュートでも、聴き終わったあと、心地よい満足感が得られる。そんな作品でしょう。 |
もう一丁!
眠る前に(笑)。。
(1998年作品) |
Music For Airports Brian Eno / bang on a can 1. 1/1 2. 1/2 3. 2/1 4. 2/2 |
ブライアン・イーノの環境音楽シリーズ の1作目(Ambient#1)のトリビュート アメリカの6人組(男性4人 女性2人)による演奏。 オリジナルのEnoの作品より、生楽器のナチュラルな音が多く含まれている感じがします。エコーがかかった箇所もオリジナルより浅め(あくまでも気持ち程度)。最近はオリジナルよりこちらのほうが気に入ってます。睡眠前の精神安定音楽として最適です。 |
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