Mike Oldfield
早熟から円熟へ
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 チューブラ・ベルズ(映画:エクソシストのテーマ曲)で一番星の如くデビューした彼。当時19歳でしたっけ!?彼は作品ごとに様々なアプローチをしてきました。ミニマルミュージック、民族音楽、最近では宗教音楽の影響すら感じますね。

※作品数が多いミュージシャンなので、全作品聴いてませんが、
印象に残った作品を紹介します。

My Favorite 3 Albums

Tubular Bells (1973)
 彼のデビュー作。映画「エクソシスト」のテーマ曲としてあまりにも有名。また、Virginレーベルの第一号作品です。Part1とPart2の2曲。それぞれ20数分の大曲ですが、前奏のなんとも印象的なフレーズのピアノから始まり、ギターの盛りあがり、女性コーラスも入って曲を盛り上げていきます。男性の声で楽器を紹介するところがあり、滑稽で笑ったものでした。彼は14歳の頃この曲のフレーズを思いついたとか...早熟の一言に尽きます。
 チューブラベルズの印象と人気の影響か、その後92年から現在までにTubular BellsU、Tubular Bells V、Millenium Bellの3作をリリース。
中でもTubular BellsU(1992)はこの作品ほどの緊張感はないものの、音の美しさが光りますね。
Incantations (1978)
 アナログは2枚組。大作が4曲入った作品。「呪文」という邦題は良くつけたものです。確かに印象はそうですね。。。
 この作品は、ミニマル音楽(同じようなフレーズの繰りかえし)が基調にあって、それに曲進行とともにバリエーションを加えて壮大な盛りあがりを見せます。印象的だったのは、Part Oneの冒頭フルートから始まるところ。Part Twoの後半のタイコボコボコ〜女性ボーカル、Part4の美しい冒頭のピアノ〜いつ終わるのかわからない繰り返しの部分ですね。現在1枚組CDで出てますが、時間の関係でアナログに収録されていたPart3の冒頭がカットされているのが残念(現在のCDはカットされてないそうです〜Thanks:鉄の目スパンさん)。
Islands (1987)
 冒頭のThe Wind Chimesのまるで記録映画のラストシーンを見るようなサウンドがまず印象的でしたね。南の島(孤島)の印象を様々な曲の変化を経て聴かせます。民族音楽的なテーストが感じられます。
 残りの6曲はいずれも4〜5分前後のボーカル入りの曲。80年代のMike Oldfieldの典型的スタイルのアルバム構成です。タイトル曲は、小ぶりなボニー・タイラーみたいな声(笑)でGood。他の曲も女性ボーカルがいい味出してます。ただ、Moonlight Shadow(アルバム Cries 収録)の魅力にはかなわないですけど。

Videos

チューブラベルズ・オマドーンなどのライブ。
チューブラベルズUのライブ。オススメ!
※最近のチューブラベルズのDVDは、UとVがセットになって発売されています。

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