Monthly My Collection

第8回 June 2001 :
ヘビメタコーナーに咲いた一輪花

 リッチー・ブラックモアと言えば、誰もが知ってる70年代はDeep Purpleのギタリストで、Rainbowを率いて活動していた時期が有名ですね。
最近、彼が何をやってるかというと、”彼の究極の夢”、中世風のバンド、言葉を換えれば”ルネサンス音楽”を追求していたのでした。
なぜかこのアルバムはCDショップのヘビメタコーナーに置かれています!内容はトラディショナル・フォークの色合いが深い作品なのに。。

Shadow Of The Moon / Blackmore's Night
(シャドウ・オブ・ザ・ムーン)   (1997)
1. Shadow Of The Moon
2. The Clock Ticks On
3. Be Mine Tonight
4. Play Minstrel Play
5. Ocean Gypsy
6. Minstrel Hall
7. Magical World
8. Writing On The Wall
9. Renaissance Faire
10.Memmingen
11.No Second Chance
12.Mond Tanz
13.Spirit Of The Sea
14.Greensleeves
15.Wish You Were Here
16.Minstrel Hall bonus track version

 私がこのアルバムを知ったのは、昨年暮れ、私の相互リンクサイトのジャンルカさんのHPで知り合ったKen29さんから頂いたMDからでした。(Ken29さんありがとうございました!)前々からのリッチー・ブラックモアの印象とは程遠く、どちらかというと私の好きなプログレッシブ・ロック・バンド「ルネサンス」に通じるものがありました。その後、CDを入手し聴いたところハマリました〜。リッチーのアコースティックギターとキャンディス・ナイトのキ−は少し低めですが透き通ったボーカルに魅せられましたね。
 ジャケットを見ると、森の中で焚き火の周囲の4人が確認できます。中世の衣装に身を包んだリッチー・ブラックモア(g)とタンバリンを頭上で叩くキャンディス・ナイト(Vo)。彼女は、リッチーのフィアンセとしても有名です。他の2人も演奏しているのかな?遠く古城に月夜に雷。。ジャケット・イメージに近いミステリアスさも兼ね備えてると思いますね。

 ”ジプシー風”のイントロで始まる1曲目。雰囲気は”アコースティックなRainbow”という感じ。メロディー・ラインが似てるのです(同じ人が作っているから当然か(笑))。5曲目には、”ルネサンス”の名曲、Ocean Gypsyをカバーしています(原曲よりちょっとキーは低めですけど許容範囲(笑))。8曲目は、”白鳥の湖”、そして14曲目は”グリーン・スリーブス”。クラシックの教材にもなりますな(笑)。それは冗談として、美しいアコースティックギターと美声に酔いしれたい方におすすめのイチオシアルバムです。


Under A Violet Moon (1999)
私、未聴です。ボーナスで買いますかな(笑)

新譜、「Fires At Midnight」は、2001年6月20日発売!これも見逃せませんな〜!
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